参院選の投開票日が10日に迫るなか、各地で期日前投票が行われている。その中には学校で投票を終えた高校生もいる。政党や候補者の公約など、彼らは投票の参考にする情報はどこから得るのか。18歳高校生の「投票のリアル」に迫った。
6月28日午後、リアス海岸の海と山に囲まれた三重県志摩市。166人(5月末時点)の生徒が通う県立志摩高校の一室には、6時間目の授業を終えた生徒が並び始めた。校内に設けられた投票所だ。
3年生は64人。このうち、有権者は17人。
期日前投票に一番乗りでやってきた小崎一遼(かずと)さん(18)は「候補者を見ていいですか?」と、教員から選挙公報を受け取った。
「気分で来ました」と言いつ…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル